男女共同参画社会づくりの一環として自己表現講座「伝えてますか?あなたの気持ち」が、南流山センターを会場に11月10日(土曜日)・11日(日曜日)連続2日間に渡って開催され、公募で集まった市民23人が参加しました。この講座は、市企画政策課男女共同参画室が主催したもので、アサーティブ・トレーニングを取り入れた講座です。
アサーティブ・トレーニングとは、自分の気持ちや考えを誠実かつ率直に、相手と対等に表現するコミュニケーションを学ぶことです。講師には、NPO法人ウィメンズカウンセリングちばの馬渡静枝先生をお招きして、アサーティブ・トレーニングの基本から、人の話を聞くとはどういうことかを学び、ワークを通して自らを振り返り、お互いを大切にする関係を考えようという内容となりました。
講義に先立って馬渡先生は、相手を尊重し、さらに自分の気持ちを大切にするコミュニケーションについて、自分と向かい合うことや相手と向かい合うこと、そして黙って聞くことの大切さについて説明。その後、参加者の方々は、2人で1組になりアサーティブの実践的なロールプレーを行いました。
講義では、感情と感情表現の違いについて説明され、自分の中に起きている感情を認め、自分の中にある気持ちを知ることが大切と訴えました。そして気持ちを言語化し、人に伝えることの大切さを学びながらロールプレーを中心に実施。また、自分の中の怒りと権利について学び、私たちは自分の気持ちや考えを表明する権利があり、相手の権利を尊重するならば自分の権利も自分に認めてあげようとお話になりました。参加者は、講座を振り返り「実生活にすぐに役立つ内容で、とても有意義でした」と話していらっしゃいました。
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