つくばエクスプレス（TX）・東武野田線「流山おおたかの森駅」の複合商業施設「TXグランドアベニューおおたかの森」で12月12日（水曜日）、市内在住のバイオリニスト・アントニオ斉藤さんとピアニスト・エミリー北村さんによるコンサートが開かれました。実行委員会が開催したTXグランドアベニューおおたかの森「駅ライブ」です。

　TXグランドアベニューおおたかの森は11月20日（火曜日）にオープン。鉄道の高架下を活用した2階建てで、2階部分は、正面入り口がTXと東武野田線を結ぶ自由通路となっていて、乗降客などに利用されています。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上2階建て。床面積2921・75平方メートルで、2階は、飲食店が7店舗、1階には美容院など3店舗で、事業主はTXを運営する首都圏新都市鉄道株式会社です。

　平成17年10月から市と商工関係者が協力して行った「駅コン」が10月で終了。これを引き継ぐ「駅ライブ」として、「TXグランドアベニュー」内のフードコート（270席）で開催されたものです。この日の演奏は午後5時からと同8時からの2回。買い物客や帰宅途中のサラリーマンらが、チャージ料もなく、出入りも自由な会場で、コーヒーやビールを飲みながら、2人が奏でる映画音楽やシャンソン、クリスマスソングを堪能しました。

　TXグランドアベニューおおたかの森での駅ライブは、11月20日の昼間にオープンを記念して、岩城里江子さんのアコーディオンや川井佐知子さんのオペラ、今野恵子さんのキーボードで行われた演奏会が初。同日の夜に渡邊重信さんのギターと歌で行われたハートフルライブに続くもので、今回のライブは第3弾。茨城県からいらしていた加藤由紀さんは、「無料で、駅直で、お酒も飲めて、音楽も楽しめる。間近で聞くヴァイオリンの響きは格別。手ごろで手軽に、贅沢感を味わえて、とても満足な一夜でした」と感想を語ってくださいました。

　次回は、12月27日（木曜日）、19時からと、21時からの2回公演で、「LA FIESTA“ファイナル・ジャズ2007”」。昨年6月に市立柏高校吹奏楽部OBを中心に結成されたジャズバンド「ラ・フィエスタ」の4人のメンバーが「ことし最後のジャズをおおたかの森で」と開催します。出演は、清水亮（テナーサックス）、竹内恵里（ピアノ）、染谷秀平（ベース）、野上孟（ドラム）。ラ・フィエスタというバンド名は「お祭り騒ぎ」という意味だそうで楽しい演奏が期待できそうです。

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