2月10日(日曜)・11日(祝日)流山おおたかの森出張所ロビーの「流山市日曜情報センター」で、「工房ほの華」主催による「和を愉しむ」作品展が開催されました。会場では、流山市の3人の女性アーティストの方々の和の作品が展示・販売され、お買い物に訪れたご家族の方々などが足を止め、日本独自の和の作品に浸っていました。
会場には、岩井満子さんによる素朴で昔懐かしい陶芸のお雛様や、柴崎千枝さんによる天然石を使用して作られたアクセサリー、金子藤美さんの手織りの着物といった様々な和の作品が展示されました。
岩井さんが作られた陶芸のお雛様は、年代を問わず幅広い方々に人気。「表情がとても可愛らしい」「これなら一年中飾っていてもいいですね」などといった声が多く聞かれました。中には「丁度自分が探していたものにぴったりです。大切にします」という方も。そのため、作品展が終わる頃には展示されていたお雛様の殆どが売れてしまいました。
また、会場の真ん中には柴崎さんが作られた天然石のアクセサリーがずらり。ネックレスや指輪、ブレスレットなど様々なデザインのアクセサリーが並べられました。琥珀やメノウ、サンゴ、淡水パールなどといった、赤・青・黄・色とりどりの天然石を用いて丁寧に作られたアクセサリーは、女性の方々に大人気。芝崎さんから天然石についての説明を聞きながら、みなさん、思い思いに試着をし、楽しそうに自分好みのアクセサリーを探していらっしゃいました。
今回展示をした金子さん作の手織りの着物は、2006年に横浜のシルク博物館のシルク展で入選をした作品。金子さんによると、着物を織るに当たっては、糸を染める作業から縫い上げる作業まで、ご自宅の工房で一人で行っているとのこと。そのため、一着の着物が完成するまでに三か月もの時間を要するそうです。これには、説明を受けた方々も「お一人でこれだけの作品を作られているんですか」と感嘆の声を上げていました。
次回の日曜情報センターは、2月17日(日曜)12時から16時まで、流山おおたかの森出張所ロビーにて「SFS青少年合奏団 日中友好記念コンサート・プレイベント」を開催します。これは、3月1日(土曜)に流山市文化会館で開催される「日中青少年文化交流会 壮行コンサート」のプレイベントとして開催されるものです。お問い合わせは、日中青少年文化交流演奏会実行委員会事務局、小野さん(080−5373−1094)まで。
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