3月末日で閉館となる「流山市民ふれあいセンター相馬ユートピア」で2月23日(土曜日)、さよならコンサートが開かれました。相馬市民に音楽に親しむ場を提供する「そうま音楽夢工房」が主催したものです。仙台フィルの5人の奏者を招いて、「室内楽の夕べ」を開催しました。
バイオリニスト宮崎博さんらが、L・ヴェイネルの「弦楽三重奏曲」などドイツロマン派の名曲を次々と演奏。相馬と流山両市の交流の場、橋渡し役を長年担った施設に対し感謝の気持ちを示しての名演奏が約300人を魅了しました。
この日は、相馬市の立谷秀清市長をはじめ河内幸夫議長、佐藤満副議長、流山の井崎市長や馬場征興議長、関口和恵副議長も参加しました。演奏された仙台フィルハーモニー管弦楽団 は、73年に市民オーケストラとして誕生した「宮城フィルハーモニー管弦楽団」が社団法人化に伴い、89年4月に、本拠地の名を冠した「仙台フィルハーモニー管弦楽団」と改称した本格的なプロのオーケストラです。
主催したそうま音楽夢工房は、03年に「音楽の息づく街」をめざし、市民6人と相馬市職員12人で結成されたプロジェクトチームです。これまでも道の駅や高校、議場などでさまざまなプロ奏者の演奏会を企画しています。一連の企画の中でも仙台フィルは人気のプログラムで、毎年、1000円のチケットもすぐに完売になるそうです。次回は5月31日(土曜日)、総合福祉センターはまなす館で相馬市在住のピアニストを招き「森知子氏 海外留学帰国コンサート」を、また、8月13日(水曜日)には相馬市民会館で「夏休みファミリーコンサート 京都大学交響楽団によるフルオーケストラ」が計画されています。お問い合わせは相馬市生涯学習課0244-37-2187へ。
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