2月24日(日曜日)、西深井福祉会館で「健康生き生きづくりの秘訣」が行なわれ、60歳以上の方々43人が健康づくりを学びました。介護予防、自立支援をすすめて、元気な高齢者を増やし、ひとり一人が健康づくりを考えるきっかけになればと新川北部地区社会福祉協議会(小倉卓郎会長)いきいきサロン健康推進班が開催したもので4回目です。
講師はNHK文化センター指圧講師で駒木の大学針灸院院長をされている大学慈聖さん。「健康のためにウオーキングする人は増えています。健康増進には、ウオーキングにストレッチを加えると筋肉が動き、リンパ液が流れて体によい。計算で脳に刺激を与えるのもいいですが、おばあさん座りをして、筋肉がピリピリしたら脳に刺激がきます。これは若返りの元ですよ」と、脇を伸ばす体操では、痛くない程度に筋肉をのばすと暖かくなります。
「お相撲さんが『しこ』を踏むかたちで左右を向いて背中の筋肉を伸ばしましょう。朝、起きたら寝たまま自転車こぎを20回しましょう。骨密度が増え骨粗鬆症予防にもなります」と日常生活での軽体操を呼び掛けました。健康体操をはじめ、東洋医学と西洋医学の比較、楽しくできる健康法、腰痛・膝痛・肩こり・冷え性など予防処置などを分かりやすく解説し、講義に実技を交えて楽しく伝授されました。
質問のコーナーでは、参加者から脚がつった時の処置方法、膝の痛み、花粉症や腰痛など身近な質問が相次ぎ、それぞれ気になるところへ希望者がお灸をしてもらう体験も。講座はその場限りになってしまう人も少ないそうで、「今日実技したことを毎日続ける事が大切です」と締めくくりました。参加者からは「手軽な運動なのでこれからも続けたい」と感想が聞かれました。
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