向小金児童センターと男女共同参画室の共催で、「お父さんも育児を楽しもう」が3月15日日曜日に開催されました。これは、男女共同参画の立場からお父さんの育児参画を応援するため企画されたもので、会場の向小金児童センターには、13組の乳幼児と若いお父さんたちが集まりました。なかには、お母さんも一緒に家族ぐるみで講座に参加するなど、春の陽気と同様にほのぼのした雰囲気の中で「ふれあい遊び」が始まりました。
講師には、聖徳大学准教授で幼児・児童教育を専門としている神谷明宏さんをお招きして、若いお父さんたちに乳幼児とのふれあい方と遊び方を伝授しました。話の中で神谷さんは、最近の子育て環境は、核家族化の進行により地域社会から孤立化し、子どもたちの遊びも屋外から屋内が中心となって、ゲーム機器などを媒介とした物品中心型になっている現状を説明しました。
また、生まれたばかりの子どもは、お母さんを匂いで感じるが、お父さんは感じることができない。それゆえにお父さんと子どものコミュニケーションは大切であり、声や体を通じて直接伝える事。これができないと子どもはお父さんを意識できずに成長してしまう。お父さんにはお母さんにはできない接し方があるので、まずはお父さんの得意分野を最大限に発揮し、探究心や冒険心などを子どもと一緒に楽しむ姿勢で取り組みましょうとお父さんの育児参加の大切さを訴えました。
後半は、乳幼児との楽しい遊び方やふれあい方などを中心に、目で見て、手で触れ、体で体験できる遊び方を実技指導されました。お父さんたちは子どもと楽しい遊びの時間を過ごし、子どもたちは興奮気味にらんらんと瞳を輝かせて笑え声の絶えない講座となりました。参加したお父さんは、講座を振り返り「子どもと接するのにすぐに役立つ内容で、おもちゃがなくても十分楽しく遊べますね。とても有意義でした」と話していらっしゃいました。
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