知的障害を持つお子さんも多数出演するミュージカル『華節伝 春眠、太鼓をドンとくりゃ!』(田中智子作・演出)が3月20日(祝日)、松戸市民劇場で上演され、ダイナミックな舞台に客席から大きな拍手が贈られました。このミュージカルに南部中2年生の三上真奈さんも出演されました。
作・演出も手掛けた田中智子さんの弟さん・善紘さんも障害を持っていらっしゃいます。一昨年、劇団「人の森ケチャップ」を創設。これまでの4回公演のうち3回を、障害をお持ちの方々と一緒に公演。三上さんは昨年から2回目の出演です。
ストーリーは、失われた春を探しに行くという物語で、三上さんは、春を探しに来た兵士を森に入れないように森を守る役柄。三上さんは、ダウン症のため南部中学校のわかくさ学級に通う2年生。今回の出演者役30人のうち半数以上が障害をお持ちの方々でした。
舞台は、昼の部と夜の部の2回公演でしたが、昼の部は立ち見もでるほどの人気。三上さんのご家族は、「子どもたちの楽しむ場があって、観ていただけることで励みにもなります。こうした催しが継続され、広がっていくことによって理解が深まれば」と語ってくださいました。
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