3月21日金曜日、市内の公立保育所で一斉に卒園式が行われました。8保育所合わせて207人の子どもたちが保育所を巣立ち、来月にはピカピカの小学1年生になります。長崎保育所では、卒園する子どもたち16人の胸にまゆ玉のコサージュが付けられ晴れの舞台に。これは、夏に園児たちが育てた蚕が作ったまゆを、手芸の得意な職員が色付けし形を整えて作ったものです。
担任の先生が、卒園児一人ひとりに「みんなが育てた蚕が作ったまゆでできてるのよ」と声をかけながら胸に付けてあげると、子どもたちはみんな驚いた様子、お母さんたちにも「わたしが付けたいくらい」と評判でした。
式では、弓削所長から一人ずつ卒園証書を手渡された園児たちは、そのまま保護者のところにかけより「いつもおいしいご飯を作ってくれてありがとう」「お仕事いつもおつかれさま」などと、日ごろの感謝の気持ちを伝えながら卒業証書を預けました。保護者の皆さんのなかには、我が子の成長に思わず涙ぐむ方もいらっしゃいました。
式の後には、小さな園児たちも加わってお別れ会を行いました。うたや合奏、先生方の「おしりかじり虫」のお遊戯など、卒園児たちにとっては保育所での忘れられない思い出がまたひとつ増えました。きょう一日、涙を浮かべるよりも、みんなニコニコ顔で楽しい卒園式となったようです。
また、式の前々日の19日には、いつも園児たちにかざぐるまを作ってプレゼントしてくれるご近所にお住まいの鏑木さんが、卒園児たちにとこの日は紙飛行機をお祝いに届けてくださいました。ほかにも、子どもたちはクリスマスの時にはボランティアのサンタさんに楽しませていただいたりと、保育所は地域の方々の善意とご協力により支えられています。
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