桜が満開を向かえ、市内の景色がピンク色に染まっていますが、江戸川堤では、からし菜の花が咲き誇り、まるで黄色いじゅうたんを土手の傾斜に敷き詰めたようです。写真は、東葛病院近くの土手から下流方面を望んだものです。この時期、どうしても桜に目が行きがちですが、江戸川堤でも待ちに待った春を体いっぱいに感じられます。からし菜の黄色いじゅうたんに腰をかけると、江戸川の川面を渡る風に春の息吹を感じます。
土手の上のサイクリングロードを、季節を通してよくジョギングされるという東深井にお住まいの佐藤さんは、「江戸川の土手をジョギングするのは、この季節が一番気持ちがいいですね。何キロにも渡って黄色く染まった堤は絶景です。風もとても爽やかです」と語ってくださいました。皆さんも、ぜひ、この季節に江戸川のサイクリングロードを、ウオーキングやジョギング、サイクリングなどに訪れてみてください。
また、田んぼのあぜ道には、かわいらしいつくしんぼがたくさん顔を出しています。「つくしはスギナの子」などとも言われますが、正体はスギナの胞子葉です。花の咲かないスギナは胞子で増えます。つくしんぼも、頭の松かさ状の部分からホコリのように細かい胞子を飛ばしています。地中から、しっかりと頭をもたげるつくしんぼを見ていると、季節の力強さを感じます。
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