すみれ、シャガ、浦島草など春の山野草が、三輪野山近隣公園(南部中学校そば)で咲き出しました。「オシロイバナ」や、ここ何年も見ることができなかった「ヤマユリ」も、黄緑色の葉を元気に伸ばしています。
およそ10,000平方メートルあるこの公園は、木立の中に適度なアップダウンがあり、下草の手入れがされていることから四季折々の山野草を楽しむこともでき、散歩を楽しむ方々に人気が出てきたスポットとなっています。
これらの草花は、近所にお住まいの小谷いねさん・まさ子さん親子が10年以上前からボランティアで毎日のように、公園の手入れをしながら、育ててきたものです。初夏にかけて豊かな香りを楽しませてくれる「ヤマユリ」も、この努力が実って園内のあちらこちらに自生しはじめ、現在は、高さ30cmから50cmほどのまだか細い茎で、開花に向けての準備をしています。
このほかにも「山スズラン」や「薮蘭」「ハナイカダ」などのほかワラビやゼンマイも見ることができます。また、100株ほどの「アジサイ」も植栽され、梅雨時の新名所になりつつあります。
小谷さんの話しでは、「これらの草花を持ち帰ってしまう心無い人たちが後を絶たない現状です。ヤマユリが自生する自然豊かで、手入れの行き届いた流山一番の公園をつくりたい」とのことでした。多くの方々を楽しませてくれている素敵な場所です。これからも季節を感じ、心和ませてくれる場所であるためにも、草花を大切にしながら公園をご利用ください。
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