5月18日日曜日、平和台2号公園で「流山マブイまつり」が行われました。マブイまつり実行委員会(鈴木利枝代表)が、平和都市宣言の街・流山で「地域に平和を」と呼び掛け、5月に毎年開催しているものでことし8回目。マブイとは沖縄の言葉で「魂」、「心」というような意味。太平洋戦争において、わが国で唯一地上戦があった沖縄の民謡や料理を楽しみながら平和について考えようと、流山市社会福祉協議会の協賛を得て続けられています。
NPO法人流山おやこ劇場のロックソーランや松戸市青少年会館の講座で誕生した「エイサーシンカ夏の子」の創作エイサー太鼓、「アンマーズwith竹DS」は障害をお持ちのシンガーが手話で歌います。八木南小学校で練習を続けている「とんとんみー」のエイサー太鼓、南流山センターで活動を続けている「流山琉舞の会」の舞踊、そして沖縄県コザ市生まれの玉城まさゆきさんのギターや具志川倶楽部、炎舞太鼓らのエイサー、「がんじゅーさ」の三線などステージでは次々と迫力ある踊りや演奏が繰り広げられました。
子どもの広場は毎年恒例の人気コーナー。「おもちゃのおじちゃん」と親しまれている美原の島津弘明さんが、手づくりの大型遊具を提供してくださいました。島津さんは電気工事店を営むかたわら、取り引き先や工事先で出た木材の廃材を集め、木製の大型遊具を製作するのが趣味。子どもが好きなこともあって、毎回、自ら運転するトラックに手づくりの大型木製遊具を積んでボランティアで子どもの遊び場を提供してくれています。
毎年、母の日に開催しているマブイまつりですが、ことしは、雨天のために1週間遅れての開催となりました。バザーの中には母の日に合わせた手づくりの贈り物などもあり、「きっとお母さんは、いつプレゼントをいただいても嬉しいはずですよ」と声を掛けているブースもありました。バザーの売り上げの一部は毎年社会福祉協議会に寄付されています。ヨークマートの駐車場や地元の平和台2・3丁目自治会館、平和台2号公園などを借りて続けられている地域に密着したイベントです。マブイまつりは、9月28日日曜日には新松戸南公園で、11月2日日曜日には柏西口第1公園などでも予定されているそうです。
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