6月1日、一茶双樹記念館で流山俳句協会(水見壽男会長)主催の「初夏の俳句大会」が行われました。当日は、市内のみならず近隣市からも俳句愛好家が集い、総勢41人が、各人珠玉の三句を詠み上げました。流山は、俳人・小林一茶が流山の醸造家・秋元双樹を頼って訪れていたこともあり俳句が盛んな土地柄として有名です。
投句総数123句の中から、水見会長と参加者の互選により次の句が上位に選ばれました。
【1位】 初扇日本料理の心はも (廣瀬 弘子)
【2位】 闇を負ひ闇の結びし恋蛍 (石川 寿夫)
【3位】 ゆるやかに青鷺水を離れたる (水見 壽男)
【最高得点句賞】 若葉風駅は木陰の縄電車 (石川 寿夫)
【水見会長選 天】 思いきり捨てる身軽さ更衣 (中山 正子)
【水見会長選 地】 新しき風の姿の植田かな (廣瀬 弘子)
【水見会長選 人】 膝寄せて心かよへる初夏の句座 (石井 普子)
流山俳句協会は、9つの俳句会から成り、延べ160人の愛好家が熱心に句会などを催しています。6月15日から22日まで、さわやか千葉県民プラザで行われる「東葛文化祭」では、9句会の有志による俳句短冊86点と昨年度の少年少女俳句大会の入選作が展示されます。また、同協会では、子どもたちに俳句に親しんでいただくため、小中学校での俳句出前講座を行っており、昨年は8校796人の生徒・児童に俳句の奥深さを楽しんでもらいました。
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