TXと東武野田線が乗り入れる流山おおたかの森駅のTXグランドアベニューおおたかの森で6月4日の夜、15回目を迎えた恒例の「駅ライブ」（流山おおたかの森駅ライブ実行委員会主催）が開かれ、「アントニオ＆フレンズ」の皆さんによる演奏が来場者を楽しませました。

　「おおたかの森ミュージックパーティへようこそ！」と題した今回の駅ライブ。アントニオ斉藤さん（ヴァイオリン）、中島知美さん（ピアノ）、藤井めぐみさん（アコーディオン）のメンバーに、スペシャルゲストが参加して行われました。フルート奏者の谷口由紀子さんのソロ演奏には、食事中の方々も手を止めじっくり聴き入っていました。

　葉加瀬太郎のバックバンドで活躍していたバンドネオンの奏者・啼鵬（テイホー）さんを加え、タンゴの名曲「ラ、クンパルシータ」「ジェラシー」などが演奏されると、会場は思わず踊りたくなるような楽しい雰囲気となりました。ひざに乗せてリズムを刻むバンドネオン。一流の演奏に会場は酔いしれていました。

　2nd　Stageでは、第11回駅ライブに出演し好評だった「ラ、フィールオークス」の金子知里さん（ボーカル）と北村恵見さん（ピアノ）も登場。アメージンググレイスなど声量のある金子知里さんの歌声は、多くの人を魅了しました。一流の演奏を生で、さらに身近に聴ける駅ライブは毎回好評で、地域の方々にはもちろん、通勤通学帰りの方々にも楽しんでいただいています。

　会場となっている複合商業施設「グランドアベニューおおたかの森」は、昨年11月20日にオープン。鉄道の高架下を活用した2階建ての建物で、事業主はTXを運営する首都圏新都市鉄道株式会社です。駅ライブは、昨年11月から毎月2回のペースで開催されていて、今回が15回目。次回の駅ライブは6月28日土曜日に、15時からと17時からの2回公演です。宮下敏子さん(ボーカル)、日野順子さん(キーボード)によるライブで、“こころに「ふるさと」ありますか？「命の奇跡」感じますか？”をテーマに、さわやかな歌声をお聴きいただきます。入場無料。申込不要。問い合わせはT＆T03−3836-8600へ。

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