6月7日土曜日、文化会館で小学生20人が華道に挑戦しました。平成13年度から始まった学校週5日制の導入を受け、土曜日に子どもたちに体験の場を提供しようと企画されたものです。講師には地域の力をお借りして公民館事業として続けられている「子ども伝統文化体験事業」の一環です。
この日は、小原流の若原良子さんをはじめ上田レイ子さん、小林久子さん、鈴木三千代さんを講師にお招きし、お花の切り方や活け方、楽しみ方などを、小学生にも分かるように丁寧に解説。あさひはらんやギガンジューム、ばらをエンジェルという菱形の花器に「たてるかたち」を学びました。
田中由美子さんは、江戸川台小4年生の美有さんの生け花を見学し「講師の方々のお話が小学生にもわかりやすく、各テーブルをまわって細やかに指導されているのが素敵ですね」と感想を聞かせてくださいました。また、西初石小2年生の三輪綾乃さんは、「ギガンジュームの頭が重くて倒れそうになって難しかったけれど、上手にできてうれしい」と語ってくれました。
これに先立ち、1週間前の5月31日土曜日からは、同じく文化会館で小学生20人が煎茶道に挑戦しました。尚古茗社流の山川豊子さんと堀内寛子さんを講師にお迎えし、煎茶の煎れ方やいただき方などを学びました。公民館では、地域の高校や大学などと連携し、土曜日や夏休みなどに、子どもたちが畑仕事やボクシング、ロボットづくりなどを楽しめる体験講座を数多く開催しています。今回の子ども文化体験講座もそのひとつ。日本古来の伝統的な文化を地域の文化サークルなどにご協力いただいて開催しているものです。
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