6月13日(金曜日)、東部中学校(志田光校長)で、松戸人権擁護委員協議会流山部会(秋月孝夫部会長)による人権講演会が行われました。人権擁護委員は、法務大臣が委嘱した民間のボランティアの方々で、日頃地域に根ざした活動を行っている民間ボランティアの方々が、地域の中で人権思想を広め、人権侵害が起きないように見守り、人権を擁護していくことが望ましいという考えから流山市では7人の委員が配置され、講演会の開催、法務局や市役所の相談室などで住民からの人権相談を受けるなど地道な活動を続けています。
この日は、人権擁護委員の中田聰子さんによる、子どもの人権や高齢者などの人権課題について2年生を対象に講演が行われました。また、人権啓発ビデオ「しらんぷり」を見て、171人の生徒は、いじめを見て見ぬふりをすることが大きな人権侵害であることを改めて学びました。講演会後には、生徒代表関口裕也さんが人権擁護委員の皆さんに講演会の感想と謝意を述べました。
人権擁護委員協議会流山部会では、昨年は視覚障害者で盲導犬ユーザーの道端久美子さんを講師に障害者の人権について、一昨年は拉致被害者家族会代表の横田滋さん・早紀江さん夫妻を招き、拉致は人権侵害であるという観点から「家族の絆と人権」をテーマに、それぞれ講演会を開催するなど活発な人権思想の普及活動を展開しています。また、今年12月には法務局を中心に松戸や野田など近隣市の人権擁護委員と連携し、講演や映画上映などで人権思想の普及を積極的に図りたいと計画を進めています。
また、6月16日(月曜日)には、新川小学校(坂本みどり校長)で人権の花運動として、花の苗の植え込み作業が行われました。これは、子ども同士が協力して花を育てることで、生命の尊さを実感し、豊かな心をはぐくみ、優しさと思いやりの心を体得してもらうことを目的に、人権啓発活動の一環として行われたものです。当日は、4年生の代表8人がサルビアやマリーゴールドなどの植栽に汗を流しました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ