文化会館で県高校演劇春季発表会
更新日 平成20年6月30日


高校生が若さあふれる舞台を披露 文化会館で県高校演劇春季発表会

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 6月28日(土曜日)・29日(日曜日)の2日間、文化会館で千葉県高等学校演劇研究第一地区春季発表会が行われ、高校生の若さと熱演が会場にあふれました。この発表会は、県高等学校文化連盟や同演劇連盟、同教育研究会演劇部会、県教委などの主催で開催されたものです。28日には柏の葉高校、柏中央高校、東葛飾高校、流山高校の演劇部が、29日には流山おおたかの森高校、県立柏高校、流通経済大学付属柏高校の演劇部がそれぞれ出演しました。


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 柏の葉高校の「河童」では、主演の生徒さんが顔をみどり色に塗る大胆なメイクで登場し会場を沸かせました。柏中央高校の「陽炎に響く」では、日本刀で迫力ある殺陣を披露。東葛飾高校の「この世の果て」では演劇部のOB・OGも協力。流山高校の「夏虫が飛んだら」では夏休み、演劇部の練習会場で殺人事件が起こるという設定でした。


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流山おおたかの森高校の「行こうぜ、アミーゴ」はミュージカルのような明るい舞台。流山おおたかの森高校演劇部の皆さんは、6月19日に文化会館で撮影されたTBSドラマ「ルーキーズ」にもエキストラ出演されています。県立柏高校の「夢十夜」では夏目漱石の習作を4人の生徒が熱演。流通経済大学付属柏高校の「カノン」では舞台に手の込んだ大道具が運び込まれました。サッカー部やラグビー部も小道具に協力したそうです。10月13日(月)・14日(火)の2日間には文化会館で秋季発表会が予定されているなど同館ホールは高校演劇のメッカとして活用されています。照明や音響も事前にホールスタッフから学び、本番では高校生自身が舞台運営などを行っています。


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 今回、春季発表会が行われた文化会館ホールでは、8月2日(土曜日)15時から高校生による演劇「語り継ぐべき詩」が上演されます。流山市は、昭和62年に市制施行20周年を記念し、「平和都市宣言」を行っています。そこで、公民館の「高校開放講座」として、流山おおたかの森高校演劇部による「語り継ぐべき詩(うた)〜暮しの手帖社戦争中の暮しの記録より」(石山清貴構成・脚色)を市民の皆さんに公開し、平和の尊さを訴えようと開催するものです。干し芋作りや空襲警報、学童疎開などをオムニバスで演じるもので、同校合唱部の協力し、夏休みにご家族で観ていただきたいと練習を続けています。なお、同日、ホール手前のホワイエ(ロビー)では平和のポスター展も開催されます。お問い合わせは文化会館04−7158−3462へ。



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