7月5日土曜日、TXグランドアベニューおおたかの森で「駅ライブ〜曽根麻央スタンダードジャズライブ」が行われました。ステージは、17時からと、19時からの2回でしたが、2ステージとも立ち見がでるほどの盛況。得意のブギウギとストライドが効いたピアノ演奏、原朋直氏や杉木峯夫氏に師事したトランペット、そしてハスキーな歌声に客席から大きな拍手が贈られました。2ステージ目では、「フライ・ツー・ザ・ムーン」や「A列車で行こう」など一度は耳にしたことがある人気のスタンダードナンバーで聴衆を魅了しました。

　高校2年生の曽根麻央さんは、8歳でトランペットを始め、家族バンド「そねそねくらぶ」として両親と一緒にライブやコンサート活動を続けています。小学校4年生のときには市文化会館の「子育てサロンコンサート」でも90分のステージを家族で盛り上げてくださいました。日本トランペット協会主催「タイガー大越マスタークラス」を受講し、今春「北海道グルーブキャンプ2008」で最優秀者に贈られるバークリー賞を受賞。そのご褒美として、現代音楽教育の最高峰と言われる米・ボストンのバークリー音楽院に7月12日から5週間留学します。曽根さんは「本場で自分がどれくらいできるのか、楽しみにしている」と、腕試しを心待ちにしながら、これまでの感謝と、「行ってきます」のあいさつを兼ねてこのライブに出場しました。

　流山おおたかの森駅の複合商業施設「TXグランドアベニューおおたかの森」で行われる駅ライブは今回が17回目。毎月2回のペースで開催されています。平成17年10月から市と駅コンサート実行委員会が協力して行ってきた「駅コン」が昨年10月で終了。これを引き継ぐ形で「駅ライブ」として、「TXグランドアベニュー」内のフードコート（270席）で開催されているもので、チャージ料無料の人気のライブです。

　次回の駅ライブは、7月19日（土）「LA FIESTA JAZZ ライブ」です。18時からと、20時からの2回公演。出演メンバーは、清水亮さん（テナーサックス）、樋田哲也さん（ピアノ）、染谷秀平さん（ベース）、野上孟さん（ドラム）、根本　智史さん（パーカッション）、金子わかなさん（アルトサックス）、そして雨野亜季子（ゲストボーカル）という皆さんです。LA FIESTAは、平成18年6月に、市立柏高校吹奏楽部OBを中心に結成したジャズバンド。「La　Fiesta ラ・フィエスタ」の意味は「お祭り騒ぎ」。集まるとお祭り騒ぎのようなウキウキワクワク楽しい演奏が始まります。入場無料、申込不要。お問い合わせは、T＆T（電話03−3836−8600）へ。

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