7月27日、平和台で「大杉様」の祭礼が行われ、神輿や山車、子ども神輿などが住宅街を練り歩きました。大宮公園の高台にある大杉神社は、春は隣接する大宮公園の桜、秋には紅葉の景観と、地元では「加村台の大杉様」などと呼ばれ住民に親しまれています。
祭礼は、地元の加台、平和台、東急ドエルの3自治会を中心とした祭礼委員会(西島茂委員長)により行われ、前日の宵の宮から地元の家族連れで賑わいました。午後1時に宮出しを終え大宮神社を出発した神輿は、平和台の住宅街を通り加台や東急ドエルのマンションなどを回り、沿道住民の掛け声をあびながら進みます。
それぞれの休憩所では、自治会の皆さんが用意した飲み物や食べ物がお楽しみ。麦茶やビールのほか、おにぎりやアメリカンドック、アイスなど休憩所ごとに趣向を凝らしたメニューが用意され、汗びっしょりの担ぎ手たちを潤していました。
東急ドエルのマンション前では、末廣太鼓の勇壮な演奏が鳴り響き、神輿も太鼓に合わせ上下に大きく踊ります。また、4人の子どもによる子ども太鼓では華麗な演奏を披露。3人の子どもが太鼓を入れ替わり立ち代り叩き、観客から大きな拍手を浴びていました。
井崎市長も飛び入りで神輿に参加。井崎市長は「古くから流山に住む方々だけでなく、新たにお住まいになった方や、このまちで生まれたお子さんなどが、一つになって神輿を担げることは素晴らしいことです。今後も皆さんが協力して長く祭礼を行えるようお願いします」と挨拶しました。
また、ハンガリーから1か月間のホームステイで来日しているヴェロニカ・ペレさんも男衆に混じって神輿を体験。「とても重くて疲れましたが、初めての体験」とハッピ姿に笑顔で話してくださいました。
菅生繁総代は「地域の皆さんが協力して盛大に行われることを嬉しく思います。特に小さい子どもたちも多く参加してくれているので、この子たちが大きくなったときにも祭礼が盛大に行われるよう次世代に引き継いでいきたいですね」と話してくださいました。3自治会では、ふれあいまつりなども相互協力して互いの行き来を深めるなど、地域の協力と活性化を進めているそうです。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ