7月31日(木曜日)、千葉県消防学校(千葉市)で、(財)全国消防協会関東支部主催による消防救助技術関東地区指導会が開催されました。今回で37回目を迎かえる本大会には、1都9県200消防本部から574名の選び抜かれた救助隊員が参加し、過酷な訓練で培った救助技術を競いました。県大会で4位に入賞し本大会に駒を進めた流山市消防本部の救助隊は、障害突破の部で見事2位に入賞。19年ぶりに全国消防救助技術大会への出場キップを獲得する快挙を成し遂げました。
大会種目は、陸上の部と水上の部の2部からなり、さらに陸上の部は引揚救助、ロープブリッジ救出など4部に分かれます。流山市のチームが出場した障害突破の部は、5人が協力して「3mの高塀乗り越える」、「7m梯子を駆け上がる」、「8.5mの渡過ロープを渡る」、「7mの降下板を降下する」、「空気呼吸器を着装して22メートルの煙道を通過する」の5つの障害を突破し、そのタイムを競うものです。
流山市のチームは、宇佐見圭介(消防士長)、植田雅巳(消防士長)、遠藤勉(消防士)、安部雄一(消防士)、知久隼人(消防士)の5名。県大会を勝ち抜いた強豪26チームの中、標準所要時間3分15秒のところを1分34秒2の好記録を叩き出し2位に。優勝した市川市チームとも1.2秒の僅差でした。
大会翌日の8月1日には、市長室を訪れ井崎市長に結果の報告を行いました。宇佐見消防士長は、「職場の皆さんや家族の支えでここまで頑張ってこられました。全国大会でも良い結果を残したい」と話し、「目指すは…?」の問いに少し間をおいて「1位です!」と力強く答えてくれました。今月29日に福岡県で行われる全国大会での健闘が期待されます。
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