平和を願う千羽鶴を広島へ・・・、市民の皆さんから寄せられた9万7千羽の折り鶴を終戦記念日の8月15日、ことしも市内の小学生らが広島へ赴き平和記念公園に捧げました。ことし千羽鶴を広島へ届けたのは、市青少年育成会議から推薦をいただいたガールスカウト千葉県第32団の小学6年生5人です。
出発前の8月13日、小学生5人に市長から千羽鶴を直接手渡されました。市長から「市民の平和への願いがこもった千羽鶴を広島へ捧げてきてください。広島平和記念資料館で見る原爆被害の展示は、目を覆いたくなるだろうけど、帰ったらぜひ、平和の大切さを広めてください」と伝えられると、「市民の平和への想いが詰まった千羽鶴をしっかりと届けてきます」と応えました。
小学生らは14日に出発し広島市内などを見学。翌15日、平和記念公園の「平和の子の像」前にある折り鶴展示ブースに、市民から寄せられた9万7千羽の折り鶴を献納し、人類のそして市民の永遠の平和を祈りました。また、広島平和記念資料館や原爆ドームなどを訪れ、原爆被害の悲惨さを学ぶとともに被爆で尊い命を失われた方々のご冥福と世界の平和を祈りました。
平和を願う千羽鶴を広島へ届ける平和事業は、ことしで5年目を迎えました。年を追うごとに寄せられる折り鶴の数も増え、さらに高校生による平和をテーマとした演劇が文化会館で上演され多くの市民が詰め掛けるなど、市民の間に平和の想いが広がりをみせています。また、折り鶴に糸を通し千羽鶴にまとめる市民ボランティアの数も年々増え、7月22日から8月8日までの期間に延べ190人が協力してくださいました。
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