8月17日土曜日、TXグランドアベニューおおたかの森で栗山絵美「Jewel musical songs LIVE」が行われました。駅ライブの19回目として行われたもので、栗山さんは、幼少から劇団に所属しミュージカル「セーラームーン」などに出演。東京芸術大学でクラシックオペラ、声楽を学び、卒業後は、舞台女優と両立させながらコンサート出演やライブ活動を続けています。
堂々たる存在感と伸びやかな歌唱力で人気の栗山さん。ことし5月には帝国劇場「ルドルフ」にエリザベート役で出演。来年も日生劇場のミュージカル出演を控えている実力派です。この日は、自ら作詞作曲したオリジナル曲をはじめ「ミス・サイゴン」の「命をあげよう」や「ザ・ドリーム」、「虹の彼方に」、「私だけに」などのミュージカルナンバーを熱唱。アンコールに応えて「キャッツ」の「メモリー」なども披露されました。
この日は、南流山駅前で「ミュージックin南流山stn」が行われ松戸市在住の泉珠里さんが出演されましたが、駅ライブの栗山さんは我孫子市在住、そして、キーボード伴奏をされた眞間麻美さんは柏市在住と、近隣市のプロミュージシャンが流山のステージに立っています。駅ライブ実行委員長の宮原哲也さんは「“音楽が身近にある街・流山”が着実に浸透してきている表れではないでしょうか」と分析してくださいました。
流山おおたかの森駅の複合商業施設「TXグランドアベニューおおたかの森」で行われる駅ライブは、毎月2回のペースで開催されています。平成17年10月から市と駅コンサート実行委員会が協力して行ってきた「駅コン」が昨年10月で終了。これを引き継ぐ形で「駅ライブ」として、「TXグランドアベニュー」内のフードコート(270席)で開催されているもので、チャージ料無料の人気のライブです。
20回目の記念ライブとなる次回の駅ライブは、8月29日金曜日19時からと21時からの2ステージで、枡本安紀子&BILBILICOSの「情熱と哀愁のセファルディ」です。主なレパートリーであるセファルディ民謡の演奏は日本では稀有のものです。4年前に活動を開始し、昨年の東京文化会館でのリサイタルなど積極的に活動を展開。枡本安紀子(ソプラノ)、佐藤剛明(ギター)、重成礼子(二十絃筝)、入江要介(尺八)、長屋綾乃(パーカッション)の5人。「セファルディ」とは、スペイン(イベリア半島)のユダヤ人を意味する言葉です。「セファルディ民謡」は北アフリカやトルコ、バルカン半島などに逃れた「セファルディ」によって各地に長く伝えられた民謡です。 ギターと、オリジナルの楽器をイメージした、二十弦筝と尺八という邦楽器とともに演奏します。入場無料、申込不要。お問い合わせは、T&T(電話03−3836−8600)へ。
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