流山おおたかの森駅ライブ
更新日 平成20年9月1日


情熱と哀愁のセファルディ 流山おおたかの森駅ライブが20回目

[画像]枡本安紀子さん(20.4KB)

 8月29日金曜日、TXグランドアベニューおおたかの森で恒例の「駅ライブ」が行われました。昨年11月に毎月2回のペースで始まった駅ライブの20回目となる記念ライブは、枡本安紀子&BILBILICOSの「情熱と哀愁のセファルディ」。主なレパートリーであるセファルディ民謡の演奏は日本では稀有のものです。4年前に活動を開始し、昨年の東京文化会館でのリサイタルなど積極的に活動を展開しています。


[画像]生演奏で(22.0KB)

 この日出演されたのは、枡本安紀子(ソプラノ)、佐藤剛明(ギター)、重成礼子(二十絃筝)、入江要介(尺八)、長屋綾乃(パーカッション)の5人の皆さん。「セファルディ」とは、スペイン(イベリア半島)のユダヤ人を意味する言葉です。「セファルディ民謡」は北アフリカやトルコ、バルカン半島などに逃れた「セファルディ」によって各地に長く伝えられた民謡です。 ギターと、オリジナルの楽器をイメージした、二十弦筝と尺八という邦楽器とともに演奏します。


[画像]20回目の駅ライブ(17.5KB)

 ライブでは、「炎の歌」や「三人姉妹がおりました」、「おやすみ、きれいな坊や」などのセファルディ民謡を披露。この日は、19時と21時からの2ステージでしたが、2回目はアンコールが鳴り止まず、駅ライブ最長の22時20分まで延長となりました。駅ライブは、平成17年10月から市と駅コンサート実行委員会が協力して行ってきた「駅コン」が昨年10月で終了。これを引き継ぐ形で、「TXグランドアベニューおおたかの森」内のフードコート(270席)で開催されているもので、チャージ料無料の人気のライブです。


[画像]重成礼子さんの弾く箏(21.3KB)

 次回の駅ライブは、9月13日土曜日、「高知尾純・古川琴子 Joint Live」です。 1) 15時〜15時40分…古川琴子(ピアノ弾き語り)、2) 17時〜17時40分…高知尾純(ピアノ・ソロ)、3) 19時〜20時…古川琴子・高知尾純 ジョイント・ライブという3ステージが予定されています。出演される高知尾純さんは、クラシックピアノのソロ、伴奏はもとより、ライブ、レコーディングでもJポップ、ロックバンドに参加してキーボードをプレイするなど、ジャンルの壁を感じさせない活動を展開。東京音楽大学ピアノ科在学中。予測不能の行動に目を離せない期待の若手ピアニストです。


[画像]フードコートで無料ライブ(22.3KB)

 また、古川琴子さんは、国立音楽大学作曲科を卒業され、作編曲家、ピアニスト、ヴォーカリスト、シンガーソングライターとして数々のコンサート、ラジオ、ライブに出演。立川世界子ども音楽祭 特別賞受賞(NHK BS放送)他コンクールなど受賞多数、今注目の本格・若手シンガーソングライターです。主催は、流山おおたかの森駅ライブ実行委員会(宮原哲也委員長)。入場料無料、申込不要。お問い合わせは株式会社T&T 03−3836−8600へ。

 



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