9月13日土曜日、東京理科大学で「サイエンス夢工房公開講座」が始まりました。公民館と同工房との共催で企画しているもので、今年度のテーマは「快適なくらしと健康」。高度化している学習意欲に対応するため、東京理科大学の持つ専門的な教育機能を広く提供していただこうと、健康都市宣言を受け、癌をさまざまな角度から第一線の教授陣が解き明かしていくものです。
当日は、100人を超える受講生が階段教室で公開講座を楽しみました。初日となったこの日は、「腸を知ろう‐腸は最大の免疫器官」と題して、生命科学研究所所長で、薬学部生命創薬科学科教授の安部良さんが免疫という切り口から癌について講演されました。
この講座は、11月15日土曜日まで6回シリーズで開催されるもので、これからも「解明近い発癌のメカニズム」(シンガポール国立大学癌研究所教授 田矢洋一さん)、「癌とは如何なるものか、どのように制圧できるか」(理工学部応用生物科学科教授坂口謙吾さん)、「人の多様性を意識した漢方の治療法」(薬学部薬学科教授遠藤次郎さん)、「酸化ストレスと病気」(薬学部薬学科教授小島周二さん)、「小さな気泡で癌を診る」(理工学部工業化学科教授阿部正彦さん)といった豪華な内容です。
なお、東京理科大学では、11月22日土曜日から24日月曜日まで第60回野田地区理大祭が開催されます。60周年記念大会となる今回のテーマは「轍(わだち)−to the Next Decade−」です。サイエンス夢工房のコーナーは、科学工作や実験などが行われ毎年家族連れなどに大変な人気です。ぜひ、お出かけを。
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