9月27日(土曜日)、南流山センターで、子育て応援講座「パパとあそぼ!」が行われ、15組のお父さんとお子さんが手打ちうどんに挑戦しました。日頃、お勤めなどでお子さんと接する機会が少なくなりがちなお父さんを対象に、食を通して、子どもとのふれあいのひとときを楽しんでいただこうと公民館の子育て支援事業として開催されたものです。
子育て世代が多い南流山地区では、毎月第3木曜日に「ひだまりサロン」が開催され、毎回100組を超える多くの参加者があります。また、今夏オープンした南流山駅前送迎保育ステーションをはじめ10月からは千葉愛友会記念病院(流山総合病院)で産婦人科病棟(35床)が新規開設されるなど南流山地区は「子育ての街」としても注目されています。そんな南流山地区でお父さんとお子さんのふれあいの場をと公民館の家庭教育講座の視点から企画したものです。
この日、うどん打ちの講師をされたのは、流山市ゆうゆう大学のOB会を中心に毎月第4土曜日に東部公民館でうどんを食べながらサロンを開催している手打ちうどん研究家の大窪喜八郎さん(74)をはじめ同サロンの大谷さんと松澤さんの3人。大窪さんは、日立市で幼少時代に「食糧難だったため、すいとんばかりで飽きてしまい、近郷の農家を真似てうどんを打ってみたのがきっかけでうどんを打ち始め60年」というベテランです。
小麦粉に塩水で円を描くように混ぜたり、かきあげるように混ぜたり、小麦粉一粒まで塩水が行き渡るように撹拌します。固まりを手でちぎったり砕いたりしながら粉の部分と混ぜ合わせ、ビニール袋に入れて、体重を乗せ足踏みします。お父さんはお子さんを抱っこしたり、おんぶしたりしながら足踏みに汗を流します。広報ながれやまを読んで東初石から歩佳ちゃん(3)と参加された佐々木智弘さん(39)は、「運動不足ですね。けっこう足腰にきます」と語ってくださいました。
バンダナの結び方で苦戦するお父さん。キティちゃんなどのキャラクターのエプロンでご機嫌の子どもたち。調理室は華やかな雰囲気に包まれました。うどんの生地を寝かせている間、お父さんとお子さんは、生涯学習専門員の指導でレクリエーションを楽しむためにホールに移動します。じゃんけんをしながらスキンシップを楽しめる親子ゲームなどで会場を走り回りました。レクリエーションが終わる頃には、生地も落ち着き、切って茹でて、打ったばかりのうどんをおいしくいただきました。
次回、「パパとあそぼ! Part2」は、11月1日(土曜日)10時30分〜12時まで南流山センターで開催します。対象は、3歳〜未就学児と家族で30組。講師は、サイエンスアドバイザーの妻鹿宏子さん。参加費は、材料代の100円。詳細は広報ながれやま10月15日号でお知らせします。お問い合わせは文化会館04−7158−3462へ。
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