10月11日土曜日、駒木の成顕寺で恒例の人形供養会が行なわれました。人形へ感謝し、子どもたちに物を大切にする心を養ってもらおうと、流山市観光協会(古坂稔会長)が毎年開催しているもので、今回で24回目を迎えました。
当日はあいにくの天候でしたが、市内や柏市、松戸市などの近隣市をはじめ、東京都、埼玉県、茨城県から参加された方もいらっしゃいました。この日、参加された約400人の方々が持ち寄った、壊れたり古くなったりした人形は約4,000体にも。式では、ご住職さんらの読経が行われ、流山市子ども会育成連絡協議会の子どもたちが、人形への感謝とお別れの言葉を読み上げました。
当日は雨の為、残念ながらお炊き上げは中止となりましたが、参列した皆さんは、ご焼香で人形に別れを告げ感謝の祈りを捧げました。参列者の中には、長年家族と一緒に過ごし心を癒してくれた人形との別れを惜しみ、涙を流される方も大勢いらっしゃいました。会場となった成顕寺は、建治2年(1276年)創建の寺院で、神仏習合の形跡が残る寺院です。境内には、流山七福神のひとつ弁財天が祀られ見学もできます。
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