11月16日(日曜日)、西深井福祉会館で新川北部地区社会福祉協議会(吉田文男会長)主催の「いきいきサロン高齢者食事会」が行われました。これは、地域の80歳以上の高齢者宅をお訪ねして、直接案内状を手渡したもので、今回は51名の高齢者が参加されました。開催時刻より早く着いた方は、お茶を飲みながらおしゃべりが楽しみのようです。
食事会のメニューは、手作りのけんちん汁、漬物、お赤飯太巻きなど。特に、25名のボランティアの方々が、家庭菜園で育てた新鮮採りたて野菜を持ち寄ってのけんちん汁は大好評。おかわりされる方もいらっしゃいます。お食事の後は、飛び入りでハーモニカ演奏にあわせてみんなで童謡の合唱です。
また、流山市消費生活センターから下川相談員を招いて、社会問題となっている「振り込め詐欺や悪質商法」の出前講座をしていただきました。悪質商法のビデオを見てから、ボランティアが実際に体験した事例を元に書いたシナリオで「泣きながら息子を名乗る振り込め詐欺犯からの電話でのやりとり」や「還付金詐欺のATMへ誘導する細かい手口」の寸劇をしたところ、参加者の中にも「孫から携帯番号を変えたから」と嘘の電話がかかってきたなど、身近に起きている多くの事例を聴くことが出来ました。
下川相談員は「最近は郵便局から送るエクスプレスパックに現金を入れて送れと言う事例が多い。安易にドアを開けない。家の中に絶対入れない。要らない時はきっぱり断る。お金を送れと言われたらおかしいと思う。高額や上手すぎる話は家族に相談する。そして、もし悪質商法や振り込め詐欺にあった時は、諦めずに、まずは、消費生活センター(電話7158−0999)に相談をしてください」と結びました。
最後には、全員参加の「黒豆つかみ」で盛り上がりました。参加者からは「振り込め詐欺の話など為になった」「みんなでおしゃべりしながら食べると美味しい」との声が聞かれました。また、90歳で参加された方は「一日テレビを見て横になっていることが多いけど、今日は皆さんと話し合えて楽しかった」と嬉しそうに話してくださいました。
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