関東都市学会の「2008年度秋季大会」が11月22日、流山市を題材に、およそ100人が参加して開催されました。関東都市学会は、日本都市学会の地区学会に当たるもので、社会学、政治学、経済学、行政学、歴史学、地理学、建築学、土木学などのいろいろな分野の研究者の集まり、都市という共通のテーマを横断的に研究している団体です。
流山市の街の様子を参加者に知っていただくため、午前中にはエクスカーション(徒歩などによる視察)を開催。好天に恵まれたなか井崎市長の案内により、つくばエクスプレスやぐりーんバスなどを乗り継いで、江戸川台の街並みや利根運河、流山おおたかの森駅前の都市広場、ショッピングセンターなどを見学しました。参加者は、つくばエクスプレス開通にともなう各駅周辺の開発と、地域の変容を現場でじかに体感していました。
午後からは、江戸川大学を会場にシンポジウムが開催されました。冒頭、井崎市長による「都心から一番近い森の街・流山を創る」をテーマにした基調講演が行われ、「秋葉原から20分の距離にあり緑に恵まれた流山市の環境が今後、社会的価値や経済的価値を持ったブランドになっていく」といった話しが披露されました。
その後のパネルディスカッションでは、「郊外型ショッピングセンターの魅力づくり」、「流山市のブランド化」、「コンパクトシティの進展と課題」などの意見が、「近郊都市の魅力を探る」のテーマに沿って話し合われました。
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