11月30日(日曜日)、文化会館で流山市歯科医師会20周年を記念し、歯科医師会と流山市の共催による市民公開講座が開催されました。今回の講師には、料理愛好家でシャンソン歌手でもある平野レミさんをお迎えしました。お茶の間で人気の平野さんが講師ということで、450人の方々が参加されました。歯科医師会から先着で口腔グッズがプレゼントされると、早くから長蛇の列を並んだ皆さんは、うれしそうにグッズを受け取り入場されました。
平野さんご自身は、歯が丈夫でいまだに1本の虫歯もないとおっしゃっていましたが、80歳で20本の歯を残すためには、食生活が重要なこと、かむことの大切さなど、健康なお口で食事を楽しくする工夫の数々がご自分のエピソードをもとに紹介されました。
たくさんの料理本を出版するきっかけとなったのは、イラストレータのご主人の接客を通して、いろいろのアイデア料理にチャレンジし、それを書き止めたものを出版したところ、この料理本が大変好評で現在に至っていることでした。
若いお母さんには、嫌がる子どもにきらいな物をいかに少しずつ食べさせ、食べられたらほめてあげ、徐々にきらいなものをクリアしていったという、ご自分の子育て体験を披露しました。みんな忙しいけど食事は大切なので、楽しく簡単に作るアイデアや、料理だけでなく日々の生活もちょっとした工夫で楽しくなること。カレーも一晩寝かせればおいしくなるように、つらいことがあったときは寝てしまう。一晩寝れば元気になる。料理も人生も同じと思う。など独特の話術で会場を笑いに包み、そのあとお楽しみのシャンソンで締めくくりました。
参加された方からは、「親しみやすい言葉と、庶民的な話し方でとても楽しい講演会でした」、「料理も人生もメリハリが大切で、前向きで明るいレミさんの話を聞けてよかった」、「なべ作りに3年。平野レミだからすぐにできたのではないという話に、あきらめない粘り強さを知りました」などの感想が聞かれました。
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