「子育ても、音楽も、安心して楽しめる街がいいね」をキャッチコピーに、公民館が企画した「子育てサロンコンサート」が、12月7日日曜日、文化会館ホールで開催され、乳幼児を連れた750人の家族連れが本格的なコンサートを楽しみました。子どもがはしゃいでも、ぐずっても、途中で出入りしても、客席も、ステージも気にしない約束の「子育てサロンコンサート」は、公民館で毎週行われている子育てサロンのスペシャルバージョンとして年2回程度開催しています。
今回の子育てサロンコンサートは、癒しの歌声で人気の木村弓さんと若さあふれる地元バンドのクンクンニコニコ共和国の皆さんが出演。クリスマス前ということもあり、木村さんが「きよしこの夜」をライアーの弾き語りで歌えば、クンクンニコニコ共和国は「赤鼻のトナカイ」をノリのいいポップスアレンジで演奏。Jリーグ・レイソルから応援キャラクターのレイくんも飛び入り出場し、歌に合わせて軽快なダンスを披露してくれました。
第1部では、クンクンニコニコ共和国が客席後方から演奏しながら登場。パーカッションの流山クラッシーさんら流山市民メンバーもいて東葛地域を中心に活動しています。無国籍音楽が人気の「おまつりバンド」で、流山おおたかの森駅ライブをはじめサマーフェスティバル、流山産業博などのイベントにも出演するなどイベントでは引っ張りだこです。ヴォーカルのわがまま姫ことクリ子を中心にトランペット(リメンバーカズ)、ベース(びたまなぶ)、ギター(did’t蟲)、ドラム(アースナム)、パーカッション(流山クラッシー)などで構成されています。この日は「ホイホイホイ」、「チャイナタウン」、「バイバイバイ」、「とーりゃんせ」などで迫力あるステージを展開しました。
第2部の木村弓さんは、16歳で単身渡米。現地のハイスクールを経て、カリフォルニア州立大学に進学し、ピアノを専攻。帰国後、声楽家を志望して歌と演劇を勉強しましたが、途中健康を害して一時歌を断念。再起への模索を通して瞑想や身体と心と声の関係を学び、癒しや祈りに関わる歌に目覚め、ライアーと出会い、独自のスタイルの弾き語りを確立。2001年、宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」を作曲して、歌い、日本レコード大賞金賞などを受賞。2003年アルバム「流星」に詩人谷川俊太郎氏と共作し収録した「世界の約束」が再び2004年宮崎駿監督の「ハウルの動く城」の主題歌に起用されました。
木村さんは、この日、CMソングにもなった「空も海も風も」や難病の子どもたちのためCDの売り上げの一部がチャリティーになっている「翼」、また、10日まで行われている人権週間に合わせて、「アメージンググレイス」などを歌ってくださいました。アンコールの拍手が続く中、「千の風になって」などを披露。はしゃぐ子どもたちを舞台に呼んで、クンクンニコニコ共和国と一緒に「崖の上のポニョ」のジョイントライブで盛り上がりました。
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