耳や言葉が不自由な方々と、周囲の方々との円滑なコミュニケーションをお手伝いする平成21年版の「電話お願い手帳」100冊が、12月19日、同東葛営業支店の石橋登支店長から井崎市長に贈られました。
この手帳は、昭和58年に流山市聴力障害者部会(現・流山市デフ協会)と電話局、市が協働で考案したもので、当時、普及し始めたばかりのファクシミリを使い、耳や言葉が不自由な方がいる世帯と消防署を結ぶなど、緊急時の連絡用ツールとして全国に先駆け作成されたもので、流山市が発祥の地となっています。
平成21年版電話お願い手帳には、前年版と同様「緊急(病院へ連絡)」ページに身体の部位を指し示すことができるイラストや、110番等への通報依頼のメモが明記されています。
現在では、携帯電話やパソコンのインターネットメール、テレビ電話での手話による会話など通信媒体もありますが、流山市で生まれた電話お願い手帳はいまも全国で使われています。この手帳が示されたときには、是非、皆様もご協力ください。
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