12月23日(祝日)、文化会館で、こんにゃく座の「オペラ ピノッキオ」が公演されました。昨年5月に誕生し、マレーシアやインドネシア、ベトナム、タイ、ラオスの5カ国を旅したオペラ「ピノッキオ」は、今春日本で初公演され各方面で大きな反響を呼びました。そのオペラ「ピノッキオ」が東葛地域で初めて、流山市文化会館ホールで公演され、約500人の親子連れが本格的なオペラを楽しみました。
こんにゃく座を招いたのはNPO法人流山おやこ劇場(吉川喜代美理事長)。家族で心温かなひと時を過ごせるクリスマスプレゼントにしていただこうと、市教委が共催、市が後援して開催されました。カルロ・コッローディの不朽の名作「ピノッキオ」を山元清多が台本を、萩京子が作曲を、伊藤多恵が演出。「ご家族で心温まるひとときを」と同NPOと公民館が夏から準備を重ねてきたものです。
開演に先立ち鈴木教育長は、「こうした本格的な舞台芸術を文化会館で数多く企画していくために、市民の皆さんとの協働を進めていきたい」と客席に呼び掛けました。舞台は、生の歌声で聴いていただきたいと、全席(820席)ではなく、前の方の席だけに座っていただき500席を定員としました。ホワイエには、同NPOのこれまでの活動記録などが展示されました。
人形づくりのジェペットおじさんの手による木の人形ピノッキオ。いい子にしていれば、いつか人間の子になれると言われ、学校へ向かう途中、人形芝居の一座に出会い…。だれもが知っている100年以上前にイタリアの新聞に連載された小説をもとに、4人の歌役者がいくつもの役を演じながら、ピアノ伴奏に合わせて、歌い、踊り、演じる楽しい舞台に子どもたちも夢中で、惜しみない拍手が送られていました。最後には、客席から選ばれた5人の子どもたちが出演者に花束を手渡しました。
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