文化会館の子育てサロンコンサートや流山おおたかの森駅の駅ライブなどでおなじみの曽根麻央さんが同じ高校生ジャズプレイヤーなどと一緒に演奏する「ジャズコンサート曽根麻央&Friends」が1月11日(日曜日)、県立「さわやかちば県民プラザ」で行われました。473席のホールはジャズファンで満席。「A列車で行こう」や「酒とバラの日々」、麻央さんが作曲したオリジナル曲など13曲の即興性あふれる生演奏を楽しみました。
平成12年5月に親子バンド「そねそねくらぶ」としてご両親と共に市立長崎小3年生のときにでデビューした麻央さんも17歳の高校2年生。昨年は、日本トランペット協会主催の「タイガー大越マスタークラス」を受講。「北海道グルーブキャンプ2008」に参加、バークリーアワードを受賞。そしてボストン、バークリー音楽院サマープログラム2008に奨学生として参加、オーディションで大学本科の全奨学金を受賞するなど充実した1年でした。ことしも高校生最後の年として、さらなる飛躍が期待されています。
この日は、トランペットの曽根麻央さんをはじめサックスの寺久保エレナさん、ドラムの石若駿さん、ベースの小山尚希さん、ピアノの柳準一さん、そして同級生のヴァイオリニスト・山田拓人さんもゲスト出演しました。高校1年生の寺久保エレナさんは、平成4年札幌市生まれの16歳。10歳で札幌のジュニアジャズオーケストラに入り、ハービーハンコック氏、タイガー大越氏、日野皓正クインテッド、本田雅人氏などのクリニックを受け中学時代に室蘭ジャズクルーズのセッションで渡辺貞夫氏と共演、芸術の森で開催したボストンバークリー音楽院のグルーブキャンプを受講しバークリーアワードを受賞。現在、学校の傍らライブ活動を続けています。
また、同じく高校1年生の石若駿さんも平成4年札幌市生まれの16歳。11歳で日野皓正クィンテットライブに出演。14歳で日豪交流派遣事業により、シドニー「オペラハウス」にて演奏。一昨年春、金澤英明氏、石井彰氏とのトリオでツアーを行い、秋には、三笠宮寛仁親王主催の「愛のコンサート」に出演。昨年夏の北海道グルーブキャンプ2008ライブの最終日、セミナー期間中に将来性が期待される受講生に贈られる「バークリー賞」には、麻央さんと石若駿さんの二人が選ばれました。
ピアノの柳隼一さんは、埼玉県出身で、洗足学園大学卒業。2歳からジャズピアノに目覚め、大学受験まで独学で学び、大学在学中にユキ・アリマサ氏に師事。都内近郊を中心にブライダル演奏やジャズライブなど多彩なスタイルで活動を展開しています。ベースの小山尚希さんも埼玉県出身。桐朋学園音楽大学ディプロマコースコントラバス科修了後、平成17年新星堂バンドオーディションでベストベーシスト賞を受賞。コントラバスを池松宏氏、吉田秀氏に、エレキベースを宮下智氏に師事。秋川雅史氏、天方直実氏、GLAYなどと共演。現在ご自身がリーダーのジャズバンドや、HIP HOPバンド「NAPORITANN MOUTH RED」、ハウスベーシストなどで活動中です。
麻央さんと同じ小金高校2年生の山田拓人さんもゲストとして駆け付け、7歳のときから毎日練習しているヴァイオリンで応援。中学時代にポップス・ジャズヴァオリニストの中西俊博氏に影響を受け、アドリブ演奏に開眼して独自の研究を積んだという拓人さんは、高校で麻央さんと出会い校内イベントなどでジョイントコンサートも多いそうです。今後のライブ活動では、3月28日(土曜日)19時15分から柏で「曽根麻央&フレンズinスタジオWUU」が計画されているそうです。麻央さん(tp)と石若駿さん(ds)、柳隼一さん(p)、小山尚希さん(b)に加えこの日は高校1年生のテナーサックス奏者・馬場智章さんも出演される予定です。
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