「呼んでいる 胸のどこか奥で いつも心躍る 夢を見たい…」。2月5日木曜日、東初石の神愛幼稚園で音楽家・木村弓さんのコンサートが行われました。子どもたちに生の音楽に触れる喜びをと、同園の母の会の皆さんが企画運営しました。木村さんは、16歳で単身渡米、カリフォルニア州立大学を卒業し、スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」を作曲、歌い日本レコード大賞金賞などを受賞。これまで7枚のアルバムをリリースしています。
子どもたちに語りかけるやさしいトークを交え、ドイツの竪琴ライアーの弾き語りで映画「ハウルの動く城」の主題歌「世界の約束」などを澄んだ歌声で披露。金子みすゞの詩に木村さんが曲をつけた「草原の夜」やわらべ唄の「たまりや」などを堪能しました。「崖の上のポニョ」や「さんぽ」など子どもたちに人気のアニメ主題歌では、木村さんがイントロを爪弾くと「やったぁ!」と歓声があがり、園児も身体でリズムをとりながら一緒に合唱。「アーメン・ハレルヤ」など9曲を楽しみました。
コンサートが終わると園児から「ありがとう」とメッセージが入った手づくりの貼り絵が贈られ、年少さんや年中さんなどに分かれて記念写真撮影。撮影が終わると木村さんは園児一人ひとりと握手してそれぞれの教室に戻る子どもたちを見送りました。この日は、近くの中学生も職業体験学習として参加し、子どもたちを引率していました。また、音響などの舞台運営では流山おおたかの森駅前で毎月2回コンサートを企画している「駅ライブ実行委員会」の皆さんも手伝ってくださいました。
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