小山小学校(後田博美校長)のサクラを残そう!「サクラ移植 みんなでチャレンジ」と銘打って、同校と流山市、UR都市再生機構が連携協力して進めてきた移植計画が進み、2月9日に同校の6年生42人が参加して、初めての移植が行われました。
この桜は、ことし4月に移転が予定される小山小学校に、昭和53年の開校時に地元の方から寄贈されたソメイヨシノで、児童や関係者の方々に長く親しまれてきたものです。高さ約15メートルもあるサクラの木が、クレーン車で吊り上げられ関係者や子どもたちが見守る中、ゆっくりと50メートルほど離れた駅前の都市広場予定地に移動。あらかじめ掘られていた飢え穴に下ろされ、子どもたちによって根元にスコップで土入れが行われました。
30年に渡って多くの児童を見守ってきたサクラのうち、2本については既に新小山小学校の校地に移植されていますが、さらに今回のチャレンジで、移植に耐えられる5本が選定され移植されることに。今回移植されたのはこのうちの1本で、昨年夏から根まわしなどの作業が施されていました。
子どもたちは、「大きなサクラの木が移動するのを見てみたい」と楽しみにしていました。移植されたサクラは、今後、駅前広場の街路樹として、街の変化や子どもたちの成長を見守っていくことになります。移植の指導にあたっている千葉大学園芸学部・藤井英二郎教授は、「これから、どれだけ根が伸びていかれるのかが大切です。今年も花を付けると思います」と話していました。
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