バレンタインデーを前に2月10日、TXグランドアベニューおおたかの森で「是方博邦＆是方喜美子バレンタイン・ライブ」が行われました。恒例の駅ライブの第34回目として企画されたものです。今回は父娘によるギターと歌のアットホームなライブでした。

　ギタリストの是方博邦さんは、1975年「カミーノ」というグループでプロデビュー。その後、桑名正博のバックバンドの「ティアドロップス」に参加。当時、シングル「セクシャルバイオレットNo.1」のヒットをとばすなどして芸能界やロック界で一時代を築きました。高中正義グループを経て、松岡直也グループに参加。全曲ギター中心のインスト曲で綴ったソロアルバム『KOBE KOREKATA』を発表。現在、バンドをはじめソロではフュージョンに限らずに、一ギタリストとして様々なリーダープロジェクトやセッション・ワークを重ねています。

　是方貴美子さんは、4歳からクラシックピアノ、声楽を始め、武蔵野音楽大を卒業後、お父さんの是方博邦氏の影響もあり、シンガーソングライター・是方貴美子としてピアノ弾き語りで活動。現在、都内のライブハウス、イベントなどに積極的に参加。 爽やかな曲調と澄んだ歌声が特徴です。この日も「美女と野獣」などをピアノソロで、オリジナル曲の「緑の風」などを弾き語りで、そして「トップ・オブ・ザ・ワールド」や「ゲットバック」などをお父さんとの競演で聴かせてくださいました。

　毎月、開催されているこのライブは、平成17年10月から平成19年10月まで市と駅コンサート実行委員会が協力して行ってきた「駅コン」を引き継ぐ形で始まりました。会場は毎回、TXグランドアベニュー内のフードコート（270席）で、食事などを楽しみながら音楽も聴けるということで好評です。もちろんチャージ料は無料、申し込みも不要です。これまで、ジャズやボサノバ、沖縄ポップスなどさまざまなジャンルの音楽を、一流のプレイヤーの演奏や歌でお届けしています。駅ライブ実行委員会（宮原哲也委員長）の若い皆さんによる手づくりイベントでもあります。

　次回、第35回おおたかの森駅ライブは、2月20日金曜日、18時からと、20時からの2ステージ。会場は、同じくTXグランドアベニューおおたかの森で、奏弦ファーストライブ『PASSION』をお贈りします。奏弦は、大正琴の新しい可能性を追求し続ける女性9人のグループ。1995年3月「大正琴を楽しむ会」として発足し、野田市を中心に流山市、柏市、安孫子市、松戸市、埼玉県、茨城県などで活動中です。日本を代表する楽器で、時代を超えて愛される大正琴の新たなスタイルを追求中さまざまなジャンルの曲を大正琴の音色でお楽しみください。お問い合わせはT＆T03−3836−8600へ。

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