3月4日水曜日、南流山中学校(坂口茂美校長)でJリーグジェフ市原のミッドフィルダーとして活躍した元Jリーガー・京谷和幸さんを講師に招き、「福祉教育講演会」が行われました。京谷さんは、1993年、交通事故により脊椎を損傷し車椅子生活になりました。その後、車椅子バスケットボールに挑戦し、2000年のシドニーパラリンピック、2004年のアテネパラリンピックに日本代表として出場。2008年の北京パラリンピックでは日本選手団の主将として参加されました。
この日の講演のテーマは『夢・出会い・感謝』。全校生徒に夢を持つことの大切さ、その夢を広げ現実のものにしていくために日々努力することが大切であること。その過程で、さまざまな経験や出会いがあること。出会いを大切にし、出会いに感謝し、前向きに生きることで人として成長し、充実した人生を送ることができることなどを話されました。
講演の後には、同校バスケットボール部員と共に、車椅子バスケの実演が行われました。車椅子に乗りながら華麗にボールを操る姿に、生徒たちは感激し大きな拍手を送っていました。同校は、昨年度より千葉県社会福祉協議会より福祉教育のパッケージ指定を受け、だれもが安心して幸せに暮らせる社会づくりをと教育実践を進めています。岩本教頭は、「今後も、かかわり合いを大切に、となりの人を大切にできる心の育成に努めていきたい」と語っていました。
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