「森のコンサート」が4月11日土曜日、西初石ふれあいの森で行われ、140人の皆さんが桜の花びらが舞う薫風の中でフルートやオカリナの音色を楽しみました。 初石公民館の指定管理者制度導入1周年を記念して、指定管理者であるNPO法人市民助け合いネット(片岡興一理事長)が企画しました。昨年10月に初石公民館に開設された障害を持つ方々の就労継続支援B型事業所「軽食喫茶キッチンよつば」(社会福祉法人よつば運営)のオープンを記念してハワイアンバンドで行った森のコンサートに続いて2回目の企画です。
今回は「大正琴で春の調べ」と題し、「幸せの黄色いリボン」や「魅惑の宵」などを大正琴「好音会」と、オカリナ「メイプル」などの合同演奏で行う「トライアングル」(三好英夫代表)が出演。サクソフォンや歌も加わり「いつも何度でも」、「愛のセレナーデ」などお馴染みの曲を披露。「西初石ふれあいの森」は、初石公民館と保健センターに隣接し、落葉樹などがきれいな散歩コースとしても親しまれている2,647平方メートルの公園。ここに100脚の椅子が並べられ、公民館のポーチをステージに行われました。
公民館に指定管理者制度を導入したのは、昨年4月から。NPO法人で、行政から流山ロードレース大会や市民活動推進室などのアウトソーシング事業を受託しているNPO法人市民助け合いネットが、初石公民館と南流山センターの2館の管理運営を行っています。ことし4月から、さらに2館に指定管理者制度を導入。北部公民館をNPO法人コミュネット流山(堂下延代理事長)が、東部公民館を社団法人流山市シルバー人材センター(初野正夫会長)がそれぞれ管理運営しています。
おそろいのTシャツで演奏された皆さんは、日頃から初石公民館で活動されているサークルの方々です。大正琴で「さくら」が合奏されると、公園の山桜の花びらが、さわやかな春風にのってステージや客席に舞い、コンサートを盛り上げます。童謡メドレーなど知っている曲が奏でられると手拍子をとりながら歌を口ずさむ中高年の皆さん。ベビーカーを押して立ち止まるお母さん。車椅子の方々などさまざまな皆さんが木漏れ日の中に流れる琴やオカリナの音色を楽しんでいらっしゃいました。この日の様子は、4月14日火曜日に放送される地元ケーブルテレビJCNコアラの「デイリーニュース」でも放送される予定です。
初石公民館内にある「キッチンよつば」では、「弦楽器による春のふれあいコンサート」を5月16日土曜日13時から13時40分まで(12時30分開場)初石公民館で開催します。「キッチンよつば」が、昨年10月に開設されて半年となったことを記念して企画しました。キッチンよつばは、身体、知的、精神の障害者のメンバーが、交代で働いていて、登録者も13人と増え、お客様に接しながら社会での生活を築きつつあります。
5月16日のコンサートでの出演は、チェロの山崎葉子さん(北海道教育大学特設音楽家卒、チェロを上原与四郎、秋津智承の各氏に師事。室内楽をM・カンディンスキーに師事。これまで、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団に出演。現在、フリーで室内楽、ソロなどで活動)と、ヴァイオリンの奥井眞子さん(3歳からヴァイオリンを始める。三浦二郎、蒲生克郷の各氏に師事。宮城教育大卒、ヴァイオリン教師のかたわら室内楽などで活躍中)のおふたり。「ユーモレスク」、「白鳥」、「星に願いを」、「いつか王子様が」、「冬のソナタ」などを演奏予定。入場無料、申し込み不要。お問い合わせは、キッチンよつば04−7154−0341へ。
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