6月は環境月間です。6月21日、クリーンセンターで第1回市民環境講座「緑のカーテン作り講座」が行われ、雨天にもかかわらず集まった約120人がカーテン作りを学びました。緑のカーテンはアサガオやゴーヤなどつる性の植物によるカーテンで、夏の強烈な太陽光を遮断するとともに、葉の蒸散作用により周りの熱を奪うことで涼しくしてくれます。
講師は、市民農園の指導もしていただいている県立流山高校農業科農場長の橋本倉司先生。つる性植物の特長や緑のカーテンに適する植物の選び方などの基本的なことから、プランター・露地での栽培方法、種からの育て方、防虫対策などの具体的な栽培方法まで、学校での体験やスライドを使いながら分かりやすく説明していただきました。参加者からは、「連作の問題」や「接木の苗」などについての質問が相次ぎ、これに対しても丁寧に解答していただきました。
また、体験談として発表していただいた、千葉県地球温暖化防止活動推進員の平手彰さんは「緑のカーテンは、エアコンの使用が少なくなり、電気料金が安くCO2の削減になるので、家計に優しく地球にも優しい」とカーテンのメリットをお話いただきました。また、収穫したゴーヤをゴーヤ茶にして飲んでいるという千葉環境管理研究会会員の小熊清さんは「ゴーヤ茶にすることで、保存性も良く、健康の為にもいいですよ」と、別室で自作のゴーヤ茶が振舞われ、参加者に好評を得ていました。
講座の最後には、参加者へのゴーヤの苗や肥料のプレゼントがありました。市では、地球温暖化対策の一環として、昨年から「緑のカーテン写真コンテスト」を行い、市民の皆さんへの緑のカーテンの普及を推進しています。今年も第2回緑のカーテン写真コンテストを行います。応募は9月30日まで。応募方法等、詳細は環境政策課(電話:04-7150-6083)へ問い合わせください。
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