7月8日水曜日、市役所で利根コカ・コーラボトリング株式会社との災害協定が結ばれました。同社千葉第1支社の森支社長が市長室を訪れ、井崎市長とともに協定書にサインし固い握手を交わしました。これにより、大規模地震などの災害が発生した場合、同社から優先的に飲料水が提供されるほか、市内4か所に設置されている災害対応型自動販売機の商品が無償で提供されます。

　流山市では、同協定以外にも他市町村間や民間企業との相互応援をはじめ、物資供給や応急措置など44件の災害時応援協定を締結していますが、飲料水に特化した協定は初めてとなります。

　災害対応型自動販売機には電光掲示板が設置されており、災害時には災害情報や被災情報などが表示されます。また、インターネット回線を使った遠隔操作により有料から無料への切り替えを行い、市民の方へ無料で提供することが可能となります。遠隔操作による切り替えが可能なのはコカ・コーラボトリング株式会社の自動販売機だけです。

　締結式で井崎市長は、「今回の協定は市民が安心して生活するための重要な協定です。非常に感謝しています」と話し、森支社長は「これからも地域密着型の企業を目指し、市民の皆さんに満足いただけるサービスを提供していきたい」と応えました。

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