7月22日水曜日、市役所第3庁舎でゴーヤの収穫が行われました。これは、緑化の推進、地球温暖化対策の一環として実施している「緑のカーテンづくり」事業において、大きなゴーヤが実ったことから行われたもので、市職員により20本近くのゴーヤが収穫されました。
「緑のカーテン」は、アサガオやヘチマ、ゴーヤなどつる性の植物で作る自然のカーテンのことで、直射日光を避ける日照の削減、エアコンなどの冷房費削減につながることが期待されています。担当職員の測定によると第3庁舎に作られた緑のカーテンの場合、晴れた日中にはゴーヤの葉の外と内で約4〜5度の気温差があったそうです。市の施設ではこのほか、生涯学習センターやクリーンセンター、西平井・鰭ケ崎土地区画整理事務所でも緑のカーテン作りが行われています。
今回のゴーヤは、ことし4月22日に苗の植え付けをしたもので、約3か月で見事に緑のカーテンとなりました。第3庁舎での緑のカーテン作りは今年で5年目を迎えますが、ゴーヤを植えたのは今年2年目。昨年は、あまり良く育たなかったため今年は、油粕や石灰、腐葉土などを使ったところ大きく育ち、見事な実を付けたとのことです。
収穫したゴーヤは、ケアセンターでデイサービスを受けられている高齢者の方々に食べていただきました。ケアセンターでは、他にも流山こまぎ園で収穫されたナスも届けられ、夏野菜のピラフ、ゴマソースのサラダなど、野菜たっぷりの夏バテ防止メニューが振舞われ利用者に喜ばれました。
ゴーヤを育てた職員は、「今年は土を工夫した甲斐があって大きなゴーヤができました。お年寄りや子どもたちに、無農薬で栄養たっぷりのゴーヤを届けられてうれしい」と語っていました。ケアセンターでは、「ちょうど良い苦さでとてもおいしかったです。いくらでも食べられそう」と皆さん満足げに話してくださいました。なお、緑のカーテンづくり事業を進める環境政策課では、「緑のカーテン写真コンテスト」を開催しています。今年の夏、自宅や事務所などで緑のカーテンづくりに挑戦された方、その取組状況を写真に撮ってコンテストに応募しませんか。問い合わせは、環境政策課(04−7150−6083)へ。
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