9月30日、保健センターで糖尿病予防に焦点をあてた「健康づくり講座」が開催され、糖尿病の境界域と診断された方や、糖尿病が心配という方など、市民30人が参加されました。
講師は、内分泌疾患・糖尿病・脂質異常症が専門の流山中央病院医師・松田彰先生。毎日、病院で糖尿病の患者さんとコミュニケーションを大切に治療に当たられているとの事です。講義では、糖尿病の基礎知識や糖尿病性網膜症、腎症、神経障害、脳梗塞、心筋梗塞など合併症の恐ろしさを、日頃の診療の中からの症例をもとに話されました。
また先生は、「飽食・運動不足の時代、食生活と運動習慣の見直しで糖尿病は大きく遠ざかる」と予防についても分かりやすく講義されました。特に症状が無いからといって、そのまま放置していたら知らない間に糖尿病が発症し、5年後・10年後には合併症で苦しむ可能性もあると注意を喚起し、「生活習慣を見直し、健康寿命を延ばしましょう」と呼びかけました。
講義終了後には質問の時間も設けられ、参加者から検査の違いについてやご自身の症状についてなど、日ごろ疑問に思っていたり気に掛かっていたことが質問されました。先生の分かりやすい説明に、皆さん納得した様子で「知らなかったことも多く、とても勉強になった」「日ごろの疑問が解消された」と喜ばれていました。
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