秋晴れとなった11月1日の日曜日。流鉄流山線「流山駅」には、「第8回流鉄の鉄道の日」のイベントに参加しようと、家族連れや多くの鉄道ファンが集まりました。流鉄子ども博士認定会では、クイズ問題に全問正解すると「流鉄子ども博士認定書」が渡されるため、問題用紙を片手に会場を歩く親子の姿が目立ちました。
車両内には、過去の流山線沿線の風景写真なども展示されました。田んぼや畑、山を車窓から眺めながら走った昭和38年当時には、1時間に2本の運行だったそうです。その当時からこの鉄道を利用していたという方は、懐かしげに写真に見入っていました。鰭ケ崎にお住まいの山本恵司さんは、流鉄を題材に1972年から撮りためた映像を映画にした「レールの響きどこまでも」を、今年6月に文化会館で上映し好評を得ました。
制服制帽を着て、「運転手さんになった気分でハイ、ポーズ」と乗務員室で写真を撮るコーナーは、子どもたちは勿論、その親たちにも大人気で、しきりにシャッターを押す姿も。車内には特設のプラレールで遊ぶコーナーもあり、お気に入りのプラレールを持ち込み走らせる子どもたちは、みんな目を輝かせていました。
流鉄ミニショップでは、「入場券セット」、2000形「青空」「なの花」のハンドタオル他オリジナルグッズなどが販売され、買い求める方で長蛇の列ができました。そして、子どもたちには流鉄の塗り絵も配られ、思い思いの場所で、クレヨンで色をぬる子どもたちは楽しそうでした。この色とりどりに塗られた流鉄の絵は、年末年始の電車内に展示されるそうです。楽しみですね。
さらに、「なの花」と「青空」のヘッドマークに夢や願いごとを書いたシールを貼って、年末年始に走らせるコーナーも人気で、みんな一生懸命願いごとを書いていました。「電車の運転手になりたい」「野球の選手になりたい」などの願いなどに混じって「流鉄大好き!」という嬉しい言葉も。今年の終わりから来年の始めにかけて、「みんなの流鉄号」は多くの子どもたちの夢や希望、願いを乗せて走ります。問い合わせは、流鉄株式会社鉄道部(04−7158−0117)へどうぞ。
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