星野富弘花の詩画集朗読会
更新日 平成21年11月30日


星野富弘の世界を朗読 優しさ、ぬくもり、命の大切さに涙

[画像]こもれびの皆さんが朗読(12.5KB)

 流山市生涯学習センターで好評開催中の「星野富弘 花の詩画展 流山」の関連企画として11月28日、森の図書館で「星野富弘花の詩画集朗読会〜花のように 風のように 心に響くメッセージ〜」が行われ、約60人の皆さんが星野さんの詩を楽しみました。


[画像]約60人が参加(11.0KB)

 出演は朗読グループ「こもれび」の朝井多み江さん、有澤玲子さん、福島彩子さん、松下秀子さん。それぞれ朗読ボランティア、朗読スクール、大学の朗読会などで研鑽を積まれた後、各方面で活躍をされ、8月に森の図書館で開催された「平和を祈る朗読会」をきっかけに結成されたグループです。


[画像]星野さんのメッセジを朗読で(12.7KB)

 首から下が動かなくなるという大きな怪我をしてしまったというプロローグとして、「秋のあじさい」「なのはな」「くちなし」などの詩が、続いて、一緒に歩いてくれる人たちとして、父や母、妻への思い、感謝を綴った「せんぶり」「ヒヤシンス」「矢車草」「いわし」「みょうが」「がくあじさい」などが朗読されました。


[画像]プロジェクターに作品を映して(12.3KB)

 また、故郷への道として「コスモス」「どくだみ」、自由な心として「マルメロ」「チトニア」、生かされている不思議として「ハギ」「しゅんらん」など、次々と朗読されました。会場内にはプロジェクターも用意され、星野さんの詩画をスクリーンに映しての朗読は、そのメッセージや優しさ、ぬくもり、命の大切さが伝わり、会場では涙する方もいらっしゃいました。


[画像]会場内は満席に(18.4KB)

 参加された皆さんからは、「詩画朗読会を拝見し、泣いたり笑ったりこれからの自分に希望をいただきました」、「富弘さんの詩と画を目の前に見ながらの朗読、思いがけない会場の設定に感激しました」、「星野さんの人生観に大変感動しました。私も死ぬかと思われる程の大けがをしましたが奇跡的に助かり感謝の毎日を送っています。今後は小さな感動を求めて生きていこうと思っております」、「“下駄箱の花イヌサフラン、結婚指輪、支えられてハギ、たいさんぼく”全て支えられているという感謝の意が心に伝わった。非常に良かった」など、多くの感想が寄せられました。


[画像]ギャラリー展示(13.1KB)

 会場となった森の図書館では、11月初旬からギャラリーの展示ケースに、「星野富弘 花の詩画展 流山」関連の図書をはじめポスターやカレンダー、CD、絵葉書などが展示されています。また、展示コーナーには、「星野富弘花の詩画集」「鈴の鳴る道」「風の旅」「あなたの手のひら」「速さのちがう時計」「山の向こうの美術館」などの図書を展示し詩画展を盛り上げています。会場には鈴木教育長も駆けつけ、「教科書にも載っている星野富弘さんの詩画を、子どもたちにも間近で鑑賞していただこうと中学生以下は無料となっています。後半は混雑が予想されますのでぜひお早めに」と呼び掛けました。



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