1月26日、青年海外協力隊として2年間のアフリカ・モザンビークでの活動を終え帰国した、市内在住の久保田靖朗さんが市長室を訪れました。2年前に27歳でモザンビークに渡った久保田さんは、音楽や文化の面で現地の子どもたちと関わる青少年活動で協力隊に参加しました。
久保田さんは、日本の外に出て日本の素晴らしさを強く感じたといいます。当たり前と思っていたことが、世界では当たり前でないこともある。例えば日本では当然の倫理的な考え方が浸透していないために、発展の妨げになっている側面も感じたそうです。日本の若者と海外の若者については「裕福でない地域でも活動し、地元の同年代の若者とも交流したが、彼らは酒を飲めば政治や経済などについても大いに語り合う。日本の若者も、もっと趣味やアイドルを語るのと同じレベルで国や未来を話し合ってもいいのではないかと感じた」とおっしゃっていました。
協力隊経験者が作る社団法人青年海外協力協会の堀田直揮さんも市内在住。平成11年からの2年間をジンバブエで活動しました。現在は協会でJICA(ジャイカ)のボランティア事業を側面支援しています。昨年3月の東日本大震災の際には、2日後には先遣隊を送り、現在も東北地方の復興に取り組んでいるそうです。井崎市長は「流山市民まつり実行委員会や審議会委員に加わってくださる若者は、市に頼らず自分でやってやろうという気概があって心強い。今の日本にはいいようのない閉塞感があるが、貴方たち若者が振り払って欲しい。日本全体はもちろん、流山での活躍も期待しています」と激励しました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ