1月28日(土曜日)、「流山市消防協力隊」の教養訓練が東京都の東京臨海広域防災公園で行われました。流山市消防協力隊は大規模災害発生時における消防機関の後方支援活動を行なうことを目的に、平成9年に消防団のOBによって編成・発足しました。平成24年1月28日現在、96人が消防協力隊員として登録されています。
当日は、海老原隊長以下20人が参加し、東京都江東区有明にある東京臨海広域防災公園「そなエリア」で防災体験をしました。東京臨海広域防災公園は、首都直下地震等の大規模な災害発生時に、被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う「災害現地対策本部」等が置かれる首都圏広域防災のヘッドクォーター(本部)です。そして、広域支援部隊等のベースキャンプや災害医療の支援基地として、東扇島地区(川崎市)の物流コントロールセンターと一体的に機能する防災拠点施設でもあります。
組織的な救助活動がおこなわれるのは、地震発生のおよそ72時間後と言われています。救助が困難な72時間を生き残るためにどうするか。首都直下地震の発災から避難までの一連の流れを体験できるツアーなどを体験しました。
今年1月23日付けの新聞で、マグニチュード7級の地震が4年以内に発生する確率が70%という試算が発表されました。市、消防署、消防団、消防協力隊などの防災担当者が中心となり、人と人とが協力し自分たちの街を守ることの必要性を改めて実感した教養訓練となりました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ