1月8日文化会館で、市内中学校卒業生など1,051人が参加して平成24年成人式が挙行されました。午前10時の受け付け開始を前に、華やかな振袖やまっさらなスーツを身にまとった新成人が続々集合。「久しぶりー!」「変わっちゃって全然気付かなかったー」と再会を喜ぶ姿が、そこかしこで見られました。
式典では、井崎市長が万有引力を発見したアイザック・ニュートンを例に、常に問題意識を持ち努力、挑戦を続けることの重要性を強調。「この会場にいる全ての皆さんが、無限の可能性とチャンスを持っています。夢や目標を実現する強い想いを力に挑戦を続け、自分を信じて苦難を乗り越えていってください」と祝辞を贈りました。
昨年の東日本大震災の被害により、今ほど人と人との「絆」や「故郷」の大切さを感じる時はないのではないのでしょうか。今年の成人式のテーマは「扉」。誓いの言葉を述べた実行委員代表・宇都宮裕介さんは「震災復興を自分たちの世代がやるんだという気持ちで、力を合わせ、困難を乗り越えていくことを誓います」と宣誓。実行委員長の貝塚知紗さんが「私たちの出発点が、故郷流山であることを忘れず、未来への一歩を力強く踏み出しましょう!」と壇上で呼びかけると会場からは大きな拍手が起こりました。
恒例のビデオレターでは、中学校時代の恩師がスクリーンに映し出されるたびに、会場から大きな歓声があがります。結婚して名字が変わった先生、自分の小さな子どもと一緒にビデオに映る先生など、懐かしい顔ぶれの登場に自分たちの変化を重ね合わせながら「先生、髪薄くなっちゃったねー」と時にはしんみりと当時を懐かしんでいました。かつての恩師がそれぞれに教え子たちに贈る言葉は「希望」「笑顔」「全身全霊」など、新成人の心に残る珠玉の言葉となります。
最後はお楽しみの抽選会。式典パンフレットの袋に書かれた番号が抽選番号になります。図書券やクオカードのほか、ディズニーランドペアチケット、プレイステーションポータブルなどの豪華賞品が発表されると会場は大きな歓声で盛り上がります。4桁の抽選番号が読み上げられるたび、「あーっ」「おしいっ」と声が上がり、いよいよ最後の賞品「iPod touch」が発表されると会場の興奮は最高潮に達しました。
流山市の成人式は、昭和58年より新成人を中心とする実行委員会で企画・運営しており、昨年6月から32人の実行委員が会議を重ねてきました。今年は流山の成人式としては初めて手話通訳と要約筆記を依頼、また、移動交番車を派遣していただくなど流山警察署とも連携しています。今年、新成人となったのは平成3年4月2日から平成4年4月1日に生まれた方。千葉県内では60,679人、流山市では1,512人が新成人として新たに社会に羽ばたきました。新成人の皆さん、おめでとうございます。この日の様子は、JCNコアラ葛飾でも取材され当日のデイリーニュースで紹介されました。なお、放送後はホームページのBBコアラのコーナーでも見ることができます。
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