毎月第1土曜・第2土曜に、森の図書館で開院している「流山おもちゃ病院」。1月14日(土曜日)は、お話会の開催時間に会わせておもちゃ病院の患者さんが来院しました。受付で問診票を記入して、治療室で診察。病状によっては複数のドクターで診断して治療します。入院して治療する場合もあり、本物の病院のようです。今回のドクターは14人で、患者さんは10人が来院しました。
動かなくなったラジコンのリモコンやしゃべらなくなったドラえもんのぬいぐるみ、音が出ない電子ピアノなど…。壊れたプラレールなどを治療してもらっている間、図書館で読書をしたり、お話会を楽しみながら待つ事もできます。入院していたおもちゃの退院の手続きに来られた方もいらっしゃいました。昨年12月にギャラリーの展示ケースにコレクションのおもちゃを展示してくださった、西深井の小倉卓郎さん。「からくり人形が上手く動かないのでおもちゃ病院で診ていただきたい」と展示した後にからくり人形が入院。数人のドクターが細かい部品を調節して、人形の持っているお盆に器を載せると動き、お辞儀をして直角に曲がる繊細な動きを取り戻しました。「たいせつなコレクションが治ってよかった」と喜んでいらっしゃいました。
流山おもちゃ病院は、平成18年11月に公民館の「おもちゃドクター養成講座」を修了した16人のおもちゃドクターで立ち上げた組織です。手先の器用な方や、現役時代に電気関係などの仕事をしていて退職された方などが集まり、ボランティアでおもちゃの修理にあたっていて、現在は35人の方が在籍しています。動かなくなったり、壊れてしまったおもちゃは、捨ててしまう前におもちゃ病院に相談してはいかがですか?来月の森の図書館での開院は2月4日・11日の土曜、午後1時から4時(受付は3時まで)です。
今後の日程は、おもちゃ病院ホームページまたは流山おもちゃ病院事務局 関谷さん(電話:04-7155-1863)までお問い合わせください。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
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