1月15日(日曜日)、流山市少年野球連盟は、読売巨人軍・鈴木尚広選手を迎え、少年野球教室を開催しました。この日は天候も良く、また現役の野球選手が来るということで、市内の少年野球16チームの少年・少女選手約240人と多数の指導者および父母が参加しました。
鈴木選手は、姉妹都市である福島県相馬市の出身で、約20年前、小学生の時に姉妹都市少年野球交流で、この流山市に初めて来ました。3・11の震災後、相馬市の被災状況を目の当たりにして思わず言葉を失った鈴木選手は、相馬市に流山市から多くの支援物資が届いていることを知りました。「流山市も大変な状況であるのにもかかわらず、姉妹都市の相馬市に大変な支援をしていただいて、自分の家族や友人もそのご支援を受け、お世話になった流山市に感謝の気持ちを込めて野球で恩返ししたい」という鈴木選手の想いから今回の野球教室が開催となりました。
球界トップクラスの俊足で外野手の鈴木選手は、まずはウォーミングアップが大切ということで、ランニングから体操・ダッシュと、鈴木選手も子ども達といっしょに1時間をかけてウォーミングアップをしました。次にキャッチボールで子ども達に混ざって30分ほど肩をならし、その後、外野手の守備を中心にボールの追い方や取り方などを自らバットを取り・ノックをして指導しました。最後に走塁の仕方や盗塁の仕方を時間も忘れて熱心に指導し、あっというまに3時間がすぎてしまいました。
指導を受けた子どもたちは、「有名な鈴木選手に教えてもらえて、始めは緊張したけど、うれしかった」、「アドバイスしてもらったことを忘れない」などと嬉しそうに話をしてくれました。鈴木選手は子どもたちに、「1つ1つの積み重ねと反復練習が大事。」ということと「相馬市の子どもたちが来たらよろしくお願いします。また機会があったら是非、野球教室をします。」と感謝の言葉でこの野球教室を締めくくりました。少年球児たちはもちろん、指導者にとっても、本当に素晴らしい野球教室となりました。
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