森の図書館ギャラリー展示コーナーでは、「恋塚明子創作人形展」を開催しています。恋塚さんは、1985年に人形作家・島村龍児さんに師事し、1987年から1989年まで日本手工芸美術展覧会に入選。流山市文化協会手工芸部に所属し、2000年から「きらら展(森のアトリエ黎明)」に出展しています。
2011年と2012年に、森の図書館で平和のポスター展を開催中に展示した、恋塚明子さんの実体験を元にお創りになった人形。「兄は長野、私は静岡へ学童疎開、姉は大崎の軍需工場へ愛犬タローは軍用犬となって戦地へ、別れ別れに旅立った昭和19年のことでした」が好評だった事から、今回の展示となりました。展示品作は、ひだまり・レッツソーラン・秋まつり・ひととき・秋の苑、憩い・このかちゃん・リトルエンジェル、市松人形の9点です。
「ひだまり」は、古いかすりを着てスズメと戯れる少女、傍らには、ぬいだ下駄が置いてあり少女の眼差しの先には餌を啄ばむスヅメ。ほのぼのとした情景です。レッツソーランで着ているハッピはお孫さんに作ったハッピの端切れで作ったもので、お人形と犬はお揃いです。どの作品も表情は穏かで優しいのが特徴で、作品のモデルは、お母さん、お嬢さん、お孫さんだそうです。「恋塚明子創作人形展」は6月30日(土曜日)まで、時間は9時から17時まで(月曜日休館)、森の図書館で展示中です。どうぞご覧ください。
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