7月24日(火曜日)文化会館ホールで、流山子どもミュージカル第9回公演「ピエロ人形の詩」が行われます。そのPRイベントが6月16日(土曜日)に、おおたかの森S・C3階のK・WEST前広場で行われ、出演する子どもたちが歌やダンスを元気よく披露しました。流山子どもミュージカルは、流山市在住の小・中学生を中心に2003年11月より活動をスタート。児童劇団「大きな夢」の先生の指導のもと、地域に密着した文化活動として子どもたちが身近でミュージカルを学ぶことができる環境を目指し活動をしています。
この日披露したのは、第1回公演の「あたたかい心」、今回の公演で披露する「果物たち」、「だれでもきっと持っている」、「胸に手を当てて」の4曲。いずれもオリジナルのミュージカルソングで、子どもたちは元気いっぱいのパフォーマンスを披露し、集まった買い物客などから惜しみない拍手を送られていました。歌の後には、今回公演の「ピエロ人形の詩」の舞台シーンの一部も演じられました。披露されたのは、主役のナナとピエロが出会うシーンです。
意地悪でひねくれものの少女ナナは、みんなから嫌われてだれも相手にしてくれずいつも一人ぼっち。ある日、果物屋でリンゴを盗みますが、人形のピエロに出会って不思議な体験をします。白馬の王子様とダンスを踊ったり、子犬に案内されて、猫やクモの世界を見たり・・・。ピエロによって徐々に心を開いていくナナ。「ピエロ人形の詩」はだれもが感動する、心温まるミュージカルです。当日は、13時からと16時30分からの2回公演で、主役のほか主要キャストはダブルキャストで演じます。
ナナを演じる高橋あさこさん(小学校6年)は、主役は初めてとのこと。「意地悪なナナは、最後は優しいナナに変わっていきます。ナナを演じることで、だれもが優しい気持ちを持っていることを観ていただいた方に伝えたい」。同じくナナを演じる水越由奈さん(小学校5年)も初主役。「毎日、お母さんを相手にセリフの練習をしています。皆さんに感動していただけるような演技をしたい」。また、ピエロ役の高橋ななこさん(中学校2年)は、2回目のメインキャスト。ナナ役のあさこさんのお姉さんです。「人間ではないピエロの役は難しいけど、ピエロの優しいところを上手に演じたい」。同じくピエロ役のフーパー星華さん(高校2年)はメインキャスト3回目。「ピエロらしく面白いところ演技で出したい。このまま演劇を続けて、将来はミュージカル女優を目指したい」とそれぞれ力強く語ってくださいました。
4人に今回のミュージカルの見どころを聞くと、「終盤に出てくる果物たちのダンス」「女子高生が出でくるところ」「ナナが最後にピエロに感謝するところ」・・・と、話が尽きません。ストーリー全体に見所満載のようですので、ぜひ、公演をご覧ください。チケットは、前売り1,300円、当日1,800円で、紀伊国屋書店流山おおたかの森店にて販売しています。お問い合わせは長谷川さん(090-7204-6380)、関さん(070-6651-3924)まで。なお、流山子どもミュージカルでは、第10期生の劇団員を募集しています。詳細は、坂巻さん(04-7153-3704)までお問い合わせください。
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